震災後に立ち上がった団体や、震災後に活動が大きくなった団体を主な対象に、団体運営についての勉強会を実施します。

 毎月1回程度で実施予定で、資金調達や事業報告書のつくり方、企画の立て方など、参加者の関心などにも応じながら毎回のテーマを設定する予定です。参加者同士、自分の事例を出し合いながら、お互いの学び合いの場にしたいと考えています。

 第1回のテーマは「調べるスキル」。

 NPOが事業を行うにあたっても、取り組む問題の背景や原因を把握していないと有効なものとはなりません。そして、問題の背景や原因を把握するには「調べるスキル」が必要になります。

 例えば、助成金の申請書でも「問題の背景」を書く欄がよくありますが、今回はこれを具体的かつ説得的に書けるくらいのスキルを身につけることを目指します。

 ※今回はアンケート調査のつくり方や、データを集めての統計分析などの内容は含みません。

◆開催日時:8月6日[火] 19:00〜21:00

◆会場:仙台市市民活動サポートセンター 研修室2

◆参加費:1,000円(資料代)

◆内容(予定):
・なぜ「調べるスキル」が必要か?
・問題の背景を調べるには?
・調査の考え方
・統計情報を調べる

◆話題提供、進行:布田剛(地星社)

◆主催:NPO法人地星社

◆お申し込み:
以下のページからお申し込みください。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/b4b51432257187

◆お問い合わせ:
電話 070-5548-2067(平日9:00-18:00)
問合せフォーム http://chiseisha.org/contact/

○進行役プロフィール(特に「調べる」と関連したことについて)
地星社 代表 布田剛
1974年、宮城県岩沼市出身。
1998年、国際基督教大学教養学部教育学科卒業。卒業論文では不登校の問題をテーマとし、当事者団体や教師を対象に質問紙調査を行った。
2004年、東北大学大学院に入学し、環境社会学を専攻(2010年修了)。在学中は自然エネルギー推進のNPOや脱原発活動団体を対象としたインタビュー調査などを行った。
大学院在学中の2004年8月、(特活)せんだい・みやぎNPOセンターの職員となる。仙台市市民活動サポートセンターの担当を経て、助成プログラムの担当となり、2012年6月に退職。在職中は、東北大学西出ゼミが実施したNPO法人事業報告書調査(2010年)に協力するなどした。
2012年9月に地星社を立ち上げ、代表となる。

○地星社について
2012年9月設立、2013年3月NPO法人化。
「社会をよりよくする活動を行っている人や組織を支援し、増やしていく」をミッションに、NPOに対する個別相談や、復興支援団体の調査などの事業を実施している。