10月17日、NPO法人笑顔のお手伝いの理事長の千葉さんに同行して、石巻市内での活動の現場などを訪問させていただきました。

 写真は石巻市内の日本語教室の様子。石巻日中友好協会との連携で実施しています。奥の方で、外国にルーツを持ち日本に在住している女性たちが日本語を習っています。手前が千葉さんで、報告書類の準備をしています。笑顔のお手伝いは、東北ヘルプと一緒に被災外国人の調査や支援活動を続けてきました。被災した在住外国人の人たちは、就労や生活などについてさまざまな困難を抱えています。

 石巻日中友好協会会長の木伏さんはNPO法人北上経営総合研究所の理事長でもあります。北上経営総合研究所では、仮設住宅入居者のための市民農園を運営しており、多くの被災者が野菜づくりを楽しんでいるそうです。その市民農園も見学させていただきました。

 各地の仮設住宅の集会所で、お茶っこ飲みや住民向けのイベントが開催されていますが、なかなか男性の参加が少ないという話はよく耳にします。一方で、この市民農園では参加者の6〜7割が男性だそうで、被災した男性の生きがいづくりや仲間づくりにとても役立っているのではないかと思いました。(布田)