10月19日、「被災地における福祉系・地域系支援員調査事業 調査報告会」を東北学院大学のホーイ記念館で開催しました。ご参加いただいた方、ありがとうございます。取材も新聞が三社来ていて、河北新報は翌日の記事になりました。
非専門職の被災当事者が、支援員として活動していくことにどのような価値があったかについて、調査結果も踏まえて「当事者性」「市民的専門性」というキーワードで報告しました。
調査報告に先立ち、和歌山県立医大准教授の本郷正武さん（医療社会学）に「「当事者性」を育むために」との題で基調講演をしていただき、当事者性についての議論もより深められたと思います。また、報告会の最後に、支援機関・団体の関係者からも有益なコメントをいただきました。
調査報告書を作成し、この事業はいったん終わりになりますが、今回の調査で得られた知見は、震災後のこれからの地域人材育成に活かしていく予定です。（布田）
