東日本大震災は、わたしたちの暮らす宮城に大きな被害とさまざまな影響をもたらしました。震災から12年経った今もなお、被災地域では復興の取り組みがなされています。

 本イベントでは、県内各地から4人のゲストスピーカーをお招きし、被災地における復興への取り組み事例とともに、活動を通して気づいた「大切にしたいこと」についてお話しいただきます。そして、参加者同士でディスカッションしながら、被災地での活動を通して見えてきた共通する課題や価値について一緒に考えます。

◯日時:2023年8月24日(木)13:30-16:30(開場 13:00)

◯場所:TKPガーデンシティPREMIUM仙台西口 カンファレンスルーム8G (地図

◯内容:
 事例報告・メッセージ共有、グループディスカッション、意見交換

◯対象:宮城県内で復興支援や地域づくり活動にかかわる団体・個人

◯定員:30名

◯参加費:無料

◯ゲストスピーカー:
 高橋英雄さん(株式会社高橋徳治商店 代表取締役)
 田口ひろみさん(特定非営利活動法人ポラリス 代表理事)
 沖澤鈴夏さん(むらのさね・地域づくりコーディネーター)
 (他1名調整中)

◯申込み:以下の申込みフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/JbtSJ5GqtByJrJst5

◯問合せ:
 (一社)みやぎ連携復興センター 担当:遠藤
 電話 022-748-4550  メール info@renpuku.org

◯企画・実施:
 復興庁被災者支援コーディネート事業 宮城チーム

※本イベントは、令和5年度復興庁被災者支援コーディネート事業の一環で実施します。宮城においてはみやぎ連携復興センター、せんだい・みやぎNPOセンター、地星社が連携し、同事業を実施しています。
※当初、ゲストとしてご紹介していた工藤真弓さんはご都合により当日ご参加いただけなくなりました。

▼ゲスト プロフィール

高橋英雄さん(たかはし ひでお)/株式会社高橋徳治商店 代表取締役
 明治38年(1905年)に石巻で創業し、無添加・国産原料にこだわった水産加工食品の製造・販売をしている高橋徳治商店の三代目。東日本大震災で全3工場を津波により失ったが、全国からの支援により東松島市に工場を再建。震災をきっかけに、地域のひきこもりの若者の問題に出会い、野菜加工工場を新設してこうした若者たちの就労支援にも取り組んでいる。

田口ひろみさん(たぐち ひろみ)/NPO法人ポラリス 代表理事
 1991年に仙台市から山元町に移住。2000年に山元町社会福祉協議会に入職。2015年に社会福祉協議会を退職、同年にNPO法人ポラリスを設立。東日本大震災によって甚大な被害を受け、 誰もが生きる力 の取り戻しが必要となった宮城県山元町で、 「障害のある 人もない人も共に素敵に生き・はたらく」をテーマに、生涯 学習を通じたソーシャルワークに取り組んでいる。

沖澤鈴夏さん(おきざわ すずか)/むらのさね・地域づくりコーディネーター
 東日本大震災を契機として、大学在学時に南三陸町でのボランティア活動を行う。地域に関わる仕事に関心を持ち、2017年宮城県へ新卒Iターン。2018年(一社)みやぎ連携復興センターに入職。県内様々な市町の復興や地域づくりに携わる。2021年より丸森町地域おこし協力隊として活動した後、2022年4月に独立。現在は地域づくりや住民自治を推進するコーディネーターとして活動中。