6月24日、岩沼市の民生委員定例会において、昨年度実施した岩沼市のひきこもり調査の結果について発表しました。この調査は(特活)Switchが岩沼市で昨年度行った岩沼の若年者の就労支援プログラムの一環として、地星社に委託して実施されたものです。地星社では、岩沼市の民生委員の方々を対象に担当地域でひきこもりの方を把握しているかアンケート調査を行いました。このように民生委員の方々にアンケートをお願いした経緯もあり、調査結果について今回発表を行うことになりました。
この調査では、30名の民生委員さんから回答があり、合わせて16人のひきこもりの方の存在が把握されていて、そのうち半数が10年以上ひきこもりの状態にあることがわかりました。また、ひきこもりとして把握されている方のうち、一番多かった年代は40代でした。ひきこもりというと若年者のイメージがあるかもしれませんが、ひきこもりが長期化して30代、40代となっているケースも多いことが各種の調査から明らかになってきています。調査などの支援を通じて、地星社でも引き続きこうした社会的課題にかかわっていければと思います。(布田)